司会は文化放送アナウンサーの長谷川太さん(左)、遠藤里沙さん(右)の進行で、声優アワードが厳かに開かれました。
表彰作品は2006年1月1日〜2006年12月31日までに新作として放送・上映されたものが対象となり、一般投票(応募用紙、Web、携帯サイトなど)による一次選考及び選考委員会による二次選考を経て受賞者が選出されました。
一次選考では日本の他、中国・韓国・台湾・北米と様々な国からネット投票を受け付けたそうです。 |
| 新人男優賞 |
今年は第1回目ということで審査が大変難航したそうで、新人賞は男性・女性ともに2名ずつ選出されました。
「新人男優賞の受賞者は、この方です!」
と、司会の遠藤さんの声で名前が挙がったのは・・・!
柿原徹也さん。
【プリンセス・プリンセス】豊実琴役で存在感を示した声優さんです。
その他にも、堪能なドイツ語を生かして幅広い役を演じていらっしゃいました。
「新人賞は一生に一度しか貰えない賞。しかも第1回ということで本当に光栄です。」
と、爽やかにコメントされました。
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続いては、戦隊ヒーローものに出てくる俳優を思いおこすような風貌の森田誠一さん(写真右)。
【BLEACH】黒崎一護役などを筆頭に、女性ファンの心を捉えて離さない声色・ルックスで熱い注目を浴び、新人男優賞受賞となりました。
今回の賞の受賞は
「何よりも応援してくれるファンの方の賜物。」
とのこと。 |
| 新人女優賞 |
1人目の新人女優賞は、ラジオで活躍されている他、【すもももももも〜地上最強のヨメ〜】九頭竜もも子役でヒロインに大抜擢され、一躍注目となった鹿野優以さん。
エントリーされた方々のなかでも、ひときわフレッシュな存在です。
賞を受賞した鹿野さん、初々しくその喜びを言葉で表していらっしゃいました。
「記念すべき第1回目に、このような素晴らしい賞を頂けてとても感動しています。
ここまで支えてくださった皆様本当にありがとうございます。
これからも一つ一つのお仕事を大切にして、尊敬すべき諸先輩方のような素晴らしい
役者になれるように頑張っていきたいと思います。」
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2006年、アキバでも大ブームを巻き起こした【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒ役で大ブレイクした平野綾さん(写真左)。
平野綾さんは、主演女優賞・サブキャラクター女優賞(【DEATH NOTE】弥海砂役)・新人女優賞・歌唱賞と、合わせて4部門にエントリーされ、どの賞が授与されるか注目されていましたが、今回は鹿野優以さんと共に新人女優賞が贈られました。
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| ベストパーソナリティー賞 |
ベストパーソナリティー賞に輝いた浅野真澄さん。
声優として活躍する一方で、文化放送「A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜」のパーソナリティとして、
歯に衣着せぬマイペーストークで多くのリスナーを虜にしました。
「声優の仕事をするまでラジオを一切聞いたことがなかった私がベストパーソナリティ賞を頂けるとは・・・。」
と、いきなり爆弾発言(!?)
「これもひとえに番組の中でネタにしてきた皆さんが抗議することなく、暖かく見守ってくださったおかげだと思っています!これからも楽しい番組をやっていけるように頑張ります。」
と、いたずらっぽい笑顔を見せてくださいました。
今後もラジオでの浅野さんの活躍に要注目ですね。 |
| 歌唱賞 |

歌唱賞は、オリコンヒットチャートに連続ランクインし、武道館でのライブも行った水樹奈々さんに贈られました。
受賞曲は『Justice to Believe』
人気声優さんとしてお馴染みですが、ここ数年では実力派歌手としての顔をますます強く魅せています。
秋葉原では、いつも必ず水樹奈々さんの曲が流れています。
今年はアーティストデビュー7周年ということで、ますます活躍が期待されます。 |
| 特別功労賞 |
特別功労賞は、故人の中で外国映画の吹き替えも含め多くのジャンルで声優として活躍された人物を顕彰されていました。
受賞されたのは故 富山敬氏。
【タイガーマスク】の主人公 伊達直人役や、【宇宙戦艦ヤマト】などの松本零次作品に多数出演され・・・私達アキバガイドの世代にとっては【ちびまる子】の優しいおじいちゃん・友蔵役(初代)の印象が強く残ります。
1995年に膵臓癌のため56歳で生涯を閉じましたが、10年以上経った今でも多くのファンに親しまれています。
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トロフィーは富山敬氏が所属していた[ぷろだくしょんバオバブ]代表、清水氏(写真右)が代理で受け取りました。胸には富山敬氏の遺影を抱いていらっしゃいます。
<以下、清水氏のコメント>
「【古代進、癌に死す。】という言葉が新聞に掲載されたのを鮮明に覚えております。
あれから12年が経ち、故人もこのような賞を頂くことができ喜んでいると思います。
今風に言えば千の風になって業界を見守っているのではないでしょうか。」
そのひとつひとつの言葉に、とても重みを感じました。 |
| 功労賞 |
功労賞は長年に渡り多くのジャンルで活躍される声優さんを顕彰する賞です。
一般参加のかたも司会のかたも!あの名声優の生の声を聴けるとは・・・と感動しきりでした。
貫禄たっぷりな紳士は功労賞を受賞された 大平透氏(写真下)。
【スパイ大作戦】指令や【スターウォーズ】ダースベイダー卿の声など、外国映画吹き替えの創世記から活躍する大御所です。
アニメだと「ホーホッホッホ」と高らかに笑う、【笑ゥせぇるすまん】喪黒福造の役でもおなじみ。
「放送芸能55周年、昨年で吹き替え50年・・・長生きすると良いことがあるもんです。
敬ちゃんには悪いけれど・・・
生きてるうちにこんな賞をもらえるなんて!
・・・まだまだやれるかな?」
と、お茶目に語っていらっしゃいました。
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オードリー・ヘプバーンの吹き替えや【銀河鉄道999】メーテル役で知られる池田昌子氏。
「この50年もの間、富山敬さん始め、何人もの素敵な先輩方が亡くなりました。
この賞は先輩たちと一緒に頂いた賞。昔の事を思い出し、初心に帰るきっかけを頂きました。」
(写真右)
今でこそ日本で当たり前のように認知されている声優そしてアニメ文化も、50年の間に何人もの声優さんが礎となった上にある・・・。
授賞式会場にいた全員が、功労者賞を受賞された方々のコメントによって、このことを強く認識していたと思います。
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【ドラえもん】野比のび太役や、【アルプスの少女ハイジ】ペーター役等、少年役を得意とする小原乃梨子氏(写真右)。
目に涙を浮かべ、感慨深い様子でこの様にお話されました。
亡くなった先輩の事を想うと、胸が詰まって…。
民放TVが登場した頃からこの仕事に関わり、現場にいられたことを幸せに思います。
山田康雄さん、城達也さん・・・
アカデミー賞のように、今までお世話になった人々のお名前をずっと挙げていきたいぐらいです。
最後に、
「今日という日を、皆さんと一緒に幸せを噛みしめたいと思います。」と笑顔を。
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最後の功労賞受賞者は、世界の人を魅了した往年の名女優【マリリン・モンロー】の日本での吹き替えを
ほぼ専属で担当していらっしゃる、向井真理子氏。
モンロー愛用の香水・シャネルの5番をふんわりとなびかせ軽やかに登場。さすがです。
あのセクシーな声でこんなチャーミングなコメントを残してくださいました。
「モンローだったら、きっと、こう言うに違いないわ。
『ププッピ・ドゥー』って!」 |
| シナジー賞 |

声優の魅力を最大限に発揮したアニメ作品を顕彰するシナジー賞は【ポケットモンスター】に贈られました。
1997年4月に放送されて以来、10周年を迎えるポケットモンスターは、テレビシリーズとして今まで日本を始めアメリカ・台湾など世界68ヶ国で放送され、たくさんの子どもたちに愛されています。
今回は日本のアニメーション史を変えるきっかけになった作品として、堂々の受賞です。
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ポケットモンスターの代表者として、主人公サトシ役を好演する松本梨香氏がトロフィーを受け取りました。
「アニメは1年で終わってしまう作品も多いのですが、10年も続けることができて本当によかったです。ポケモンは世界を一つにする力があると思います。」
とコメントされていました。
最後には
「シナジー賞、ゲットだぜっ!」
とサトシの声で高らかに宣言し、会場を大きく沸かせてくださいました。 |
| サブキャラクター男優賞 |
声優界の大御所の方々の言葉を受け止めて、賞は佳境にせまっていきます。
サブキャラクター男優賞では2名が選出されました。
「こんなに緊張する予定ではなかった」と心境を語ったのは、石井彰さん。
【機動戦士ガンダムSEED DESTENY】アスラン・ザラ役など、作品には欠かせない重要なキャラクターを演じました。
「諸先輩方の業績や言葉を聞いて、僕たちは50年の歴史を作る仕事をしているんだという思いで、身が引き締まります。
僕らはまだつたないですが、また歴史を紡いでいけるように努力していきます。」
と力強い言葉を残していました。 |
3月2日は僕が初めて声のお仕事をさせていただいた日。今日からは15年目になります・・・。
少年のようなミステリアスな声が印象的な宮田幸季さん。【吉永さん家のガーゴイル】吉永和己役を演じ、作品をしっかり支えました。
東京アニメセンターRADIOのパーソナリティーをされているので、毎週火曜のラジオの収録時間にアニメセンターに遊びに行けば、宮田さんの声を間近で聴くことができますよ。
「先輩を前にして10数年ではまだまだ。これからも精進していきますのでよろしくお願いいたします。」と語っていました。 |
| サブキャラクター女優賞 |

今年でデビュー5年目を迎える、小清水亜美さん。
【交響詩篇エウレカセブン】アネモネ役で強い印象を見せる他、【おねがいマイメロディ】美紀役、【くじびきアンバランス】律子・キューベル・ケッテンクラート役などで活躍され、サブキャラクター賞受賞となりました。
「・・・自分は「まだまだ」だなと思って落ち込むこともありますが、その中で、この素敵な賞をいただけてありがたく思います。これを機にこれからも、もっともっと頑張っていきたいと思います。」
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【涼宮ハルヒの憂鬱】朝比奈みくる役がとても印象的な、後藤邑子さんも文句なしの受賞です。
ふわふわっとした可愛い声に癒されます。
2次選考の時点で選考主要8部門中6部門にノミネートされた【涼宮ハルヒの憂鬱】からはこれで2冠達成。
かなり脱線ですが・・・。
昨年の猛暑の時期、ずーっとゲーマーズ店頭で「恋のミクル伝説」がエンドレスで流れていて。案内所にいる間、脳内がとろけそうになったのを思い出しました。 |
| 主演男優賞 |

主演男優賞は、【コードギアス 反逆のルルーシュ】ルルーシュ役や、【武装錬金】の武藤カズキ役など、本当に数々の作品で主役を演じた福山潤さん。
特に2006年は、主役=福山潤さん、といったイメージを持たれたかたも多いことでしょう。
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「声優という、なりたかった職業になれて、役を演じてご飯が食べられる。それだけで幸せなのですが、その仕事がこうして評価していただき、嬉しい気持ちでいっぱいです」
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| 主演女 |

そして、いよいよクライマックス!栄えある、第1回声優アワード・主演女優賞に輝いたのは
アニメ版【NANA】大崎ナナの声を演じた朴ろ美さん。
クールビューティーな大崎ナナはもちろん、数々の少年キャラクターも数多く演じ、女性の人気が高い声優さんです。 |

審査委員長の金子満氏と手を取り合い、喜びの笑みを浮かべる朴ろ美さん。
大崎ナナみたいに凛とした空気を持つかたでした。藤色の振袖姿がとても艶やかです。
「諸先輩方の言葉を聞いて、このトロフィーが今の私には重く感じられてなりません。
こうして歴史は紡がれていくのだと、改めて実感しています。
私の名前は“王の路(みち)を美しく”という意味を込めて父が付けてくれました。これからもその名に恥じぬよう、トロフィーの重みに負けぬよう頑張ります。」
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| 受賞の皆さま、本当におめでとうございました。 |

表彰式終了後、東京アニメセンター前に設置された
「レッドカーペット」を歩き、
大勢のファンの方々の
祝福がありました。
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| ご関係者・スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。 |